
ESD Platform WILL
'W.I.L.L.' is creating
'encounters' and 'linkages'
for realizing a sustainable society.
Work, Inclusion, Life & Love...
ESDプラットフォームWILLとは
WILLは、多くの人や団体とともに、「持続可能な開発のための教育(ESD; Education for Sustainable Development)」を推進していくユース主体の組織です。あらゆる人が関わりながら「持続可能な開発(SD)」を実現できる社会を創っていくための多層多元的な〈出会い〉や〈つながり〉のあり方・方法を、メンバー自ら動きながら考え、社会に提案していきます。
東日本大震災被災地支援
大船渡ESDプロジェクト
3.11後、「ぼらばん」から派生した被災地支援プロジェクトです。岩手県大船渡市赤崎町とのご縁を紡ぎながら、復興市の開催やユース支援などの活動を行っています。
国立ハンセン病療養所邑久光明園
持続可能な島づくりプロジェクト
WILLの前身でもある「ESDボランティアぼらばん」は、2007年から、岡山県にあるハンセン病療養所邑久光明園でボランティア・ワークキャンプを行ってきました。様々な「いのち」と向き合いながら、「隔離・差別の島から出会いと交流の島へ」を理念に活動しています。
WILLとESD推進ネットひょうご神戸が連携して運営しているポータルサイトです。ESD/SDに関わる多様なフィールドでの活動にボランティアとして参加し、異なる領域を往来することで多角的に学びを深めます。
WILLメンバーは、柱となるプロジェクトに軸足をおきつつ、多様な領域に出かけ、ESDを実践的に学んでいこうとしています。

WILLが事務局をおく本センターは、8つの基幹部門(社会教育・サービスラーニング支援/インクルーシヴ社会支援/自然共生地域支援/ジェンダー・コミュニティ支援など)から構成され、多層多元的なコミュニティの創成に向けた実践・研究を進めています。


国連大学認定のESD推進地域拠点のひとつです。神戸大学に事務局をおき、WILLと連携してツアープログラムや実践研究集会の運営を行っています。
WILL全体のプロジェクトデザインやプログラム推進の実務を担っているのが、事務局・運営委員・評議委員からなる運営チームです。メンバーが活動しやすいプラットフォームづくりをめざします!
What's W.I.L.L. ?
WILLでは、その頭文字ともなっている4つの言葉を大切にしています。
Work

WILLは、WORK(ボランティアワーク、ワークショップ、ワークキャンプ)に注目します。
Volunteer Work
社会問題の数だけボランティアがあるといわれています。私たちは、ボランティアを通して各専門性の境界を越えながら、多様な問題に触れることができます。どんなボランティアでどんな社会問題に気づかされるのでしょうか?
Workshops
参加者同士がゆるやかにつながり、相互の主体性を生む手法は多種多様です。
時・場・人・目的・環境にそくした技法の開発とその意味・効果を考えていきます。
Voluntary Workcamps
人との出会いが苦手な人、集団の中に自分を置くのにためらっている人、そんな人たちが小さな自信を抱き、同時に、当たり前と思ってきたことを改めて見つめ直す「場」として、ワークキャンプに注目します。
ワークキャンプは、私たちに身体性の大切さを教えてくれるのではないでしょうか。
Inclusion

考え・行動する主体は、WILLメンバーだけではありません。WILLでは、すでに協力団体で活動している人たち、そこに集まるたくさんのボランティアとともに、ESDを考えていきます。そして、WILLでは「みんなが主役」。障がいのある人、国籍の違う人、年齢の違う人など、メンバーはそれぞれ異なる個性を持っています。WILLは、メンバーの個性によって柔軟に変容していく集団づくりを意識しています。
Life & Love

WILLでは、「ライフスタイルの変容」や「いのちの持続性」を大切にします。ワークを通じて多様な価値観に触れることで自分のライフスタイルを見つめ直すことができます。あらゆるいのちを大切にできる持続可能な社会をめざし、つながりを築ける場を創っていきます。
持続可能な社会をつくっていくには…?
▶︎
社会的に分断されている人々や、没コミュニケーションを特徴とする人々がともに未来を見つめた社会づくりの担い手になるには、どのような場や仕掛けが必要なのでしょうか?
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特定の領域で専門性を究めようとしている人たちが、互いを尊重し、力を合わせるには、どのような場や仕掛けが必要なのでしょうか?
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利害が対立している人たちが、互いの立場や歴史を理解しつつ、未来に向けて問題を解決するような一歩、出会いが生まれるには、どのような場や仕掛けが必要なのでしょうか?
▶︎
あらゆる人々の活動の中で、社会構造の変化、ライフスタイルの変化を生んでいくには、どのような場や仕掛けが必要なのでしょうか?
WILLでは、こうした問いについて考え、複数の実践仮説をつくりながら、「持続可能な社会」の創成に向けた〈出会い〉や〈つながり〉の場づくりに取り組んでいます。
ESDとWILL・SDGsとWILLの関係
▶︎ ESDとWILL
ESDのEは、一般には、Educationの頭文字ですが、EmpowermentのE、EnhancementのE、あるいは、EncounterのEともいえます。WILLは、狭い意味の教育ではなく、今、まさにここで力を発揮する環境や仕組み、また、偶発的な学びを生み出す出会い方に注目します。広い意味での教育を考え、生み出そうとするプロジェクトです。

▶︎ SDGsとWILL
ESDはE for SD(Education for Sustainable Development)のことですが、EとSDの関係は、常に考え続けなければいけません。SDの活動の中にEがあり、Eを通してSDが生まれる、ということもあるのではないでしょうか。EとSDの相互的かつ一体的な関係を問いながら、SDGs(持続可能な開発目標)とESDの関係を問うていくことも、WILLの目的です。与えられた目標をただ受け入れるのではなく、それが私たちの目標として適切であるかどうかも考え続けていきます。

プログラム
年間を通して様々なフィールドに
足を運び、様々な活動を通して、
多様な人や領域と出会いつながる
経験を積み重ねながら、SDを実現
する実践・装置を生み出します。


フィールドでの活動やワークショップを通して、WILLのねらいや大切にしていることについての理解を深めます。そして、WILLの今後の動きをメンバーが納得しながら創り出すきっかけにもなるプログラムです。WILLはここから1年のスタートを切ります。

多種多様なボランティア活動にWILLメンバーが分散して参加します。様々なフィールドを訪れ、複数の領域の活動を知ることで、プラットフォームの意味を考え、ESDを実践的に学んでいきます。ここでの学びを生かして、多様な人々が関わり合える場を創ったり人を誘ったりするための方法を考えていきます。
ボランティアウィークス

WILLのメインプログラム。ESDの核となる出会いの「型」を体感します。国立ハンセン病療養所邑久光明園で様々なボランティアワークやワークショップを行います。非日常の時空で過ごす中で普段の生活のしがらみから解放され、素の自分に出会い、自分と他者、社会の関係を見つめます。ワークキャンプでの出会いのおもしろさを、ぜひ体感してみませんか?
夏のワークキャンプ

ESD推進ネットひょうご神戸主催の、ESDに関わる実践者/研究者のつどいです。NPO・企業・行政・学校などでESDを実践している人やSDGsに関心のある人々が集まり、持続可能な開発の意味や、ESDを推進していく方法について、国内外のESD/SDGsに関する情報交換を交えながら話し合います。シンポジウム・研究発表・分科会だけでなく、WILLメンバーが運営するユース企画も行われます。
ESD実践研究集会

ワークショップを通してじっくりと今年度の活動を振り返り、次年度の事業計画をつくっていきます。多種多様な「出会い」や「つながり」を創るにはどんな仕掛けが必要か、新たな取り組みをどのように生み出していくか、について、メンバーとともに考えていきます。
春創成プログラム
メンバー募集
WILLでは、社会問題に興味がある人、ボランティアに関心のある人、人と何かを共同して行うことが好きな人、人付き合いが苦手な人、自分を人前で出すことが好きではない人など、様々な人がそれぞれの持ち味を活かして活動します。それぞれ異なる個性を持つ、多種多様な人同士が出会うおもしろさをともに体感しませんか?
WILL会員になるとできること
1
ESDを推進する仕組みづくりに
チャレンジできます。
2
ESDやSDを実践的に
学ぶことができます。
3
ESDを推進する組織との
つながりがつくれます。
年会費と特典 ※入会費無料
正会員
高校生相当:1,000円
大学生相当:2,000円
一般 :6,000円
総会(年1回)の議決権
会員限定のスケジュールアプリおよびメーリングリストの利活用
ボランティア保険自動登録
メインプログラムでの参加費減免
季刊「WILL」の無料送付
ボランティア参加経費の一部補助
賛助会員
1口:1,000円
(3口から)
メーリングリストへの登録
季刊「WILL」の送付
入会申込
入会申込フォームに必要事項をご記入の上、送信してください。
入会後の各種手続きについては、別途事務局より連絡させていただきます。
季刊WILL
WILLでは、年に3報『季刊WILL』を発行しています。
季刊WILL編集委員が中心となり、個性豊かなメンバーが活動報告やコラムなどをつづっていきます。
全ページ・バックナンバーはコチラからご覧いただけます。(会員限定)
2021 夏号
NEW!
あいさつ・総会報告/特集:青空のつどい・農村ネジリエントプロジェクト/WILL NEWS/新メンバー紹介/事務局だより

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2021 秋号
NEW!
あいさつ/クラウドファンディング達成のお礼とご報告/特集:夏ワークキャンプ(活動報告・鼎談・参加者感想)・ボラ論共同企画・WILLコラム・青空のつどい・ESD実践研究集会・RCE NEWS・東海大学コラボ企画/新メンバー紹介/事務局だより

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2020 秋号
あいさつ・総会報告/特集:九州南部豪雨災害被災地支援くまとーちプロジェクト/活動報告〈シミュレーションプログラム〉〈第5回ESD実践研究集会・ユース企画〉/新メンバー紹介//事務局だより

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2020 夏号
あいさつ・春創成合宿レポート/特集:2大オンライン企画〈ZOOMフォト撮影会・オンラインカンファレンス〉/活動報告〈国内RCEユース会議・3月大船渡安全訪問隊/WILLsコラム/新メンバー紹介/夏以降の活動紹介/事務局だより

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