ESDプラットフォームWILLとは
WILLは、多くの人や団体とともに、「持続可能な開発のための教育(ESD; Education for Sustainable Development)」を推進していくユース主体の組織です。あらゆる人が関わりながら「持続可能な開発(SD)」を実現できる社会を創っていくための多層多元的な〈出会い〉や〈つながり〉のあり方・方法を、メンバー自ら動きながら考え、社会に提案していきます。
Work
Volunteer Work
社会問題の数だけボランティアがあるといわれています。私たちは、ボランティアを通して各専門性の境界を越えながら、多様な問題に触れることができます。どんなボランティアでどんな社会問題に気づかされるのでしょうか?
Workshops
参加者同士がゆるやかにつながり、相互の主体性を生む手法は多種多様です。
時・場・人・目的・環境にそくした技法の開発とその意味・効果を考えていきます。
Voluntary Workcamps
人との出会いが苦手な人、集団の中に自分を置くのにためらっている人、そんな人たちが小さな自信を抱き、同時に、当たり前と思ってきたことを改めて見つめ直す「場」として、ワークキャンプに注目します。
ワークキャンプは、私たちに身体性の大切さを教えてくれるのではないでしょうか。
Inclusion
考え・行動する主体は、WILLメンバーだけではありません。WILLでは、すでに協力団体で活動している人たち、そこに集まるたくさんのボランティアとともに、ESDを考えていきます。そして、WILLでは「みんなが主役」。障がいのある人、国籍の違う人、年齢の違う人など、メンバーはそれぞれ異なる個性を持っています。WILLは、メンバーの個性によって柔軟に変容していく集団づくりを意識しています。
Life & Love
WILLでは、「ライフスタイルの変容」や「いのちの持続性」を大切にします。ワークを通じて多様な価値観に触れることで自分のライフスタイルを見つめ直すことができます。あらゆるいのちを大切にできる持続可能な社会をめざし、つながりを築ける場を創っていきます。
What's W.I.L.L. ?
WILLでは、4つの言葉を大切にしています。
持続可能な社会をつくっていくには…?
社会的に分断されている人々がともに未来を見つめた社会づくりの担い手になるには、どのような場や仕掛けが必要なのでしょうか?
利害が対立している人たちが、互いの立場や歴史を理解しつつ、未来に向けて問題を解決するような一歩、出会いが生まれるには、どのような場や仕掛けが必要なのでしょうか?
特定の領域で専門性を究めようとしている人たちが、互いを尊重し、力を合わせるには、どのような場や仕掛けが必要なのでしょうか?
あらゆる人々の活動の中で、社会構造の変化、ライフスタイルの変化を生んでいくには、どのような場や仕掛けが必要なのでしょうか?
WILLでは、こうした問いについて考え、複数の実践仮説をつくりながら、
「持続可能な社会」の創成に向けた〈出会い〉や〈つながり〉の場づくりに取り組んでいます。
ESDとWILL・SDGsとWILLの関係
ESDとWILL
ESDのEは、一般には、Educationの頭文字ですが、EmpowermentのE、EnhancementのE、あるいは、EncounterのEともいえます。WILLは、狭い意味の教育ではなく、今、まさにここで力を発揮する環境や仕組み、また、偶発的な学びを生み出す出会い方に注目します。広い意味での教育を考え、生み出そうとするプロジェクトです。
SDGsとWILL
ESDはE for SD(Education for Sustainable Development)のことですが、EとSDの関係は、常に考え続けなければいけません。SDの活動の中にEがあり、Eを通してSDが生まれる、ということもあるのではないでしょうか。EとSDの相互的かつ一体的な関係を問いながら、SDGs(持続可能な開発目標)とESDの関係を問うていくことも、WILLの目的です。与えられた目標をただ受け入れるのではなく、それが私たちの目標として適切であるかどうかも考え続けていきます。
活動・プログラムのお知らせ
直近の活動やおすすめプログラムをお知らせします。
2024.8/16~22
@国立療養所邑久光明園
たくさんの仲間とともに海岸清掃や入居者さんとの交流プログラム、「差別・隔離の島から出会いと交流の島へ」をコンセプトにしたつどいの広場づくりなどのワークに取り組みます。参加者それぞれが持続可能な社会づくりに向けた新しいアクションへのきっかけを得られることを目指しています。
ユーザー/メンバー/寄付・協力
WILLでは、社会問題に興味がある人、ボランティアに関心のある人、人と何かを共同して行うことが好きな人、人付き合いが苦手な人、自分を人前で出すことが好きではない人など、様々な人がそれぞれの持ち味を活かして活動します。それぞれ異なる個性を持つ、多種多様な人同士が出会うおもしろさをともに体感しませんか?
関わり方には3つのパターンがあります。
季刊WILL
WILLでは、年に2報『季刊WILL』を発行しています。
季刊WILL編集委員が中心となり、個性豊かなメンバーが活動報告やコラムなどをつづっていきます。
メンバーは全ページ・バックナンバーをメンバーページからご覧いただけます。
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